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企業の福利厚生にピックルボール|導入メリットと始め方
企業の福利厚生・健康経営にピックルボールを取り入れるメリット・コスト目安・導入手順を解説。体験会1回5〜15万円から始められ、医療費抑制・採用ブランディングへの効果も確認できます。人事担当者が経営層に提案できる構成でまとめた実践ガイドです。
「社員の運動習慣を作りたい」「チームビルディングの機会を増やしたい」「健康経営の施策として目新しいものを探している」——そんな課題を持つ人事・総務担当者に向けて、ピックルボールを福利厚生に取り入れる方法をまとめました。
ピックルボールは年齢・性別・運動歴を問わず楽しめるため、部署横断の社内コミュニケーション促進に適しています。大がかりな設備投資なしに始められる点も、導入ハードルの低さにつながります。メリット・コスト目安・導入手順・注意点を順に解説します。
企業がピックルボールを導入するメリット
メリット①:健康経営・医療費抑制につながる
ピックルボールは有酸素運動としての効果が高く(1時間あたり350〜500kcal消費が目安)、筋力・バランス感覚・反射神経を同時に鍛えられます。定期的な運動習慣は、生活習慣病リスクの低減や医療費の抑制に直結し、健康経営優良法人認定の取り組みとしても活用できます。
メリット②:部署横断のコミュニケーション促進
ダブルスで必ずパートナーと組んでプレーするため、会話・協力・コミュニケーションが自然に生まれます。普段接点の少ない部署のメンバーと共にプレーすることで、社内の壁が取り払われやすくなります。
メリット③:採用・定着率へのプラス効果
ユニークな福利厚生は採用活動でのアピールポイントになります。「面白い会社」「社員を大切にしている会社」というイメージは、特に若年層の求職者に響きやすく、採用ブランディングにも貢献します。
メリット④:スポーツが苦手な社員も参加しやすい
サッカーや野球と違い、体格差や体力差がゲームに与える影響が小さく、運動が苦手な社員でも初日から楽しめます。「私はスポーツが…」と尻込みする社員の参加率が高まりやすいことが、企業内イベントとして選ばれる理由のひとつです。
コスト目安
| 実施形態 | 費用目安(1回あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 体験会(外部施設・コーチ派遣) | 5〜15万円(20〜30名規模) | 用具レンタル・コーチ費込みの場合 |
| 社内定期開放(用具購入後) | 会場費+消耗品のみ | 初期投資後のランニングコストが低い |
| 社内大会(年1〜2回) | 3〜10万円 | 景品・会場費・軽食込みの場合 |
用具の初期購入コスト目安(30名規模)
| 品目 | 数量 | 費用目安 |
|---|---|---|
| パドル | 16〜20本 | 3,000〜8,000円×本 |
| ボール | 20個 | 500〜800円×個 |
| ポータブルネット | 2台 | 1〜5万円×台 |
| 合計目安 | 10〜25万円 |
※上記は参考価格です。製品・数量によって変動します。外部の専門業者や施設を利用する場合は、用具を持ち込まなくても体験できるケースもあります。
導入手順
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まず体験会を企画する(社内デモンストレーション)
最初から用具を購入せず、体験会の開催から始めましょう。ピックルボールの体験会を提供する施設やコーチを手配し、社員20〜30名を集めた1〜2時間の体験イベントを実施します。参加者の反応・満足度・「もっとやりたい」という声を集め、次のステップへの判断材料とします。
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アンケートで需要を確認し、経営層へ提案する
体験会後のアンケートで「定期的に参加したいか」「費用の一部を会社が補助してほしいか」などを確認。結果をもとに費用対効果の試算を作成し、経営層・人事部門へ正式提案します。
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場所と頻度を決める
社内に体育館・多目的スペースがあれば活用を検討。なければ会社近くのスポーツ施設を定期予約します。月1回の社内イベントや、希望者が集まる自主的なサークル活動など、複数の形態を検討します。
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用具を調達し、ルールを整備する
本格導入が決まったら用具を購入。安全のための参加同意書・ケガ時の対応マニュアル・用具の管理ルール(使用後の返却・破損報告)を整備します。
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定期イベント化・広報展開
社内報・イントラネット・Slackなどで参加者募集を行い、定期イベントとして根付かせます。社内大会を年1回程度開催すると、参加意欲が持続しやすくなります。
提案書に盛り込みたいポイント(経営層向け)
- 健康経営優良法人の認定要件(運動機会の提供)としての位置づけ
- 医療費・欠勤率低減による費用対効果の試算
- 採用ブランディングへの効果(求人票のアピールポイントとして使える)
- 初年度コストと3年間のランニングコスト比較
- 他社の事例(アメリカではGoogle・Appleなどの大手企業が社内ピックルボールを導入)
注意点・よくある課題
| 注意点 | 対応策 |
|---|---|
| 参加を強制しない雰囲気づくり | 「誰でも参加できる」「参加任意」を明確にし、不参加者に配慮した表現で案内する |
| ケガへの対応 | 参加前に同意書を取得し、AEDの位置確認・救急連絡先の周知を徹底する |
| 上司・部下の関係性 | チーム編成を部署混合にすることで、上下関係が薄まりコミュニケーションが生まれやすくなる |
| 運動が苦手な社員への配慮 | 最初は「やってみるだけOK」「負けても大丈夫」という雰囲気を醸成。体験会では必ず全員がラリーを経験できる時間を設ける |
| 施設確保が難しい | 会社近くの公共体育館・民間スポーツ施設を定期予約する。ピックルボール専用施設が増加中 |
関連記事:チームビルディングにピックルボール!会社イベントにおすすめの理由
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よくある質問(FAQ)
健康経営優良法人の認定に活用できますか?
経済産業省が推進する「健康経営優良法人」では「運動機会の提供」が評価項目のひとつです。ピックルボールを定期的な社内スポーツイベントとして実施し、参加記録を整備することで認定申請の材料として活用できる可能性があります。詳細は健康経営優良法人の認定機関にご確認ください。
社員に運動習慣がない場合でも取り入れられますか?
むしろ運動習慣がない社員ほどピックルボールの「楽しく始められる」特性が響きます。最初の体験会でラリーが楽しめる体験をしてもらうことが、継続参加のきっかけになります。
福利厚生として用具購入費は経費にできますか?
社員の福利厚生目的で購入する用具は福利厚生費として計上できる場合があります。ただし税務上の取り扱いは個別の状況によって異なるため、顧問税理士・会計士にご確認ください。
まとめ
- ピックルボールは年齢・運動歴を問わず参加できるため、部署横断の健康施策として最適
- 体験会(5〜15万円)から始め、需要確認後に用具購入(10〜25万円目安)へ移行するのが安全
- 健康経営・医療費抑制・採用ブランディングの3点を経営層への提案に盛り込む
- 参加は任意とし、ケガへの同意書整備・AED確認を導入前に必ず行う
- 年1回の社内大会開催が参加者のモチベーション維持に効果的
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